7/21(土)樽町盆踊り大会 祝!開催‼

  連日35度を超える猛暑の一日、白梅幼稚園園庭において恒例の盆踊り大会が開催されました。昨年度は、盆踊りの中心となるやぐらも参加する皆様が楽しみにしている模擬店も準備万端スタンバイ。三々五々に嬉々として集まって来る浴衣姿の子どもたち、地域住民の方々などいよいよスタートという段階から雨雲が立ち込め、ぽつりぽつりと・・・。その後時間の経過ともに大粒の雨が集中してたたきつけ、切れ間を待つ参加者たちが軒先に。しかし、残念ながら期待が大きく外れてしまい、「中止」となってしまいました。今年度の盆踊りは、皆様の思いが託されて迎えました。

 

盆踊りのやぐらはスポーツ推進委員の方々や地域の皆様の力で組み立てられ、やぐらから八方に広がる提灯も安全に配慮して速やかに設定されていきます。また、模擬店は華やかさや心の高揚感を一層高めてくれています。紹介しますと、さわやかスポーツ・ソフトバレーの皆様やスポーツ推進委員、白梅幼稚園保護者会の皆様など多数のブースが並んでいます。内容は、お店ごとに特色満載。焼きそばや綿あめ、ジュースに玉こんにゃく、スーパーボールすくいなどなどわくわくするようなものばかりです。浴衣着飾って大勢の子どもたちや地域の皆様が集結し、園庭は夏景色で盛り上がりました。

  

突破口は、樽町中学校の「和太鼓部」の皆さんの暑さを吹き飛ばすような太鼓の音色と部員の皆さんのパフォーマンスです。部員数は40数名、日々熱心に稽古に励み、幼稚園や樽町ケアプラザの催しには出演しているそうです。大勢の観客に囲まれ、礼儀正しいふるまいで力強い音色を響かせました。

  

粋な浴衣姿の皆様は、樽町の婦人部の方々です。由来も古く盆踊りを知らない子どもさんも一緒に踊れるように歴代の園長先生よりご依頼があり、伝統を作られてきた方々です。手さばき裾裁きも鮮やかな姿です。踊りのふるまいを見よう見まねで踊る参加者を導いてくださっています。笑顔があふれ、やぐらからは力強い太鼓の音色が夕暮れの大空に響き渡ります。刻一刻と夕闇が訪れた園庭です。「東京音頭」などなじみのある歌声と太鼓のばちさばき、踊る人に見る人、飲む人に食べる人、はたまたお話に花咲いている人たちそれぞれが心弾む時間を共有した盆踊り大会でした。

 

取材して心に残ったお話があります。ご高齢の方は、この樽町で生まれ育ち、ご家族皆様がこの盆踊りを楽しみにしていらっしゃるそうです。ご幼少のころは、各農家さんの庭先で盆踊りをし、次第に本長寺の庭で開催され地域住民にとっては季節の大切な行事として引き継がれてきたそうです。住民人口も増えたころ、白梅幼稚園の園長先生から園庭のご提供があり、今日に至ってきたとのことです。

  

時の流れと共に社会や生活様式も変化してきましたが、この盆踊りの光景や太鼓のリズムに乗って歌い、踊る盆踊りの伝統は引き継がれ、樽町の住民を繋ぐ大切な行事になっていると感じた取材でした。来年度も笑顔で、健康で集いたいものです。皆さん、小さい子も大人も婦人部の皆様のお手ほどきで一緒に踊りましょう。