7/3(日)港北消防団第四分団、第八分団第四班 夏季訓練会開催

 猛暑の中、港北消防団第四分団(綱島、樽町、大曾根の各連合町内会地区)と第八分団第四班(同女性団員)による夏季訓練会が綱島東小学校グラウンドにて開催されました。訓練テーマ「基礎訓練から実践へ」を掲げ、鍛錬を重ねた日頃の成果を3年振りに披露する場となりました。

 

 開会式の後、まずは「訓練礼式」から始まりました。指揮者からの号令より、統率された団員の姿勢、行動から団体の厳しい規律が感じられました。次に「大規模地震対応訓練」が実施されました。倒壊した建物に閉じ込められている人や、怪我をしている人などを救助する訓練です。団員の迷いのない素早い行動と連携プレイに頼もしさを感じました。

その後の火災を想定した訓練は今回、女性団員が放水を担当しました。

また、消防団と綱島救助隊と連携した高所からの要救助者の救出訓練も同時に進行していました。

 

 その後、「可搬式小型ポンプ操法訓練」が実施されました。これまた素早くホースを延ばし、連結し、グラウンドでの一斉の放水は圧巻でした。観客の子供達が一番楽しみにしていた場面かもしれません。大きな歓声が上がりました。最後に、今期新しく団員となった新人5名による訓練が披露されました。来賓の方々や先輩団員の見守る中、それは始まりました。ホースを担いで走り、それを広げて連結、放水、消火、そして最後に報告。その一連の動作には訓練で培ったものが表現され、盛大な拍手をもって幕を閉じました。

 

 普段なかなか見ることのない消防団による訓練でしたが、いざという時、それは火災時の消火だけでなく、大規模災害時の救助等、多岐にわたっての活動に日頃から備えている団員の方々には、敬意を表さずにはいられません。

 

港北消防団第四分団並びに第八分団第四班の皆さん、お疲れ様でした。

 

◆樽の消防団員は第四分三班が副団長以下28名と女性団員が所属する第八分団四班に3名(別途、3名加入予定有り)の合計31名が現在、しょうぶ公園横に拠点を置き、積載車と呼ばれる小型ポンプを搭載した車両を1台所有し、第四分団管内(樽町、大曾根、綱島)の火災発生時の出動の他、災害に備えて、訓練、防災指導、広報活動等を実施しています。◆